Scenes of Infinity

LIGHT BRINGER Scenes of Infinity歌詞
1.Hyperion

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

東の地の果てを 覆う闇の根城に 噴き出す焔
人の持つ歴史に 姿を変え高みに 在り続けた暁よ

地上を統べる 輝き
遥か遠い距離は 何のために
希望も 祈りも この空に成る
さあ照らしてくれ 世界を

天の道を駆ける 閃光の馬車は 赤く燃えて
体中に命を湛えた 青い星を 導いてゆく
人が明日を 迷わぬよう

時代を運ぶ 銀河に
遥か遠い距離を 超えて届け

天の道を駆ける 閃光の馬車は 赤く燃えて
体中に命を湛えた この地球を 導いてゆく
人が明日を 迷わぬよう

彼は 語り継がれる
名前もなく 仰がれた過去から
Hyperion
降り注ぐのは 無限の愛
いつまでも僕らを 照らして


2.Fallen Angel

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

触れてしまった 夕顔の肌 ああ 二人は
似かよっていた 捕らえた蝶は蜘蛛の 儚さに
君と僕の間に 流れる水は 赤く
あの空へ帰りたいか その羽 僕がもいでやる
行かないで 僕の腕に 君の重さ残したまま Fallen Angel
傷つけたのは 愚かしい愛憎 ああ 許して
忘れてほしい 血を違えた生まれを 楽園を
群れをはぐれ育った 青い果実は 落ちて
過ちは恐ろしいか 一緒に毒を飲んでやる
揺れていた 白い胸に ルブスの棘を刺したまま Frozen Heart
息を殺し見つめた 声をなくした 背中を
あの空へ帰りたいか その羽 僕がもいでやる
「裏切って 僕のために」 君の答えが聞こえない
どうして逃げなかった 君を抱いて逃げなかった
行かないで 僕の頬に 熱い涙残したまま
Fallen Angel Fallen Angel
僕は……


3.If

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

生まれたときのまま “もしも奇跡があれば 永久の時間を生きられるのに”
願い叶った時に 僕たちは 幸せになれるかな?
消える命の 再演を願って 描かれた花は 哀しい 涙がやがて
海へと還るように 確かな一歩は 永遠じゃなく いつもここから
if 生まれ変わっても もう一度 限りある命を生きたい
そう 思える日々がきっと 今 ここにあるから
形ばかりの 航海に疲れて 長らえる時は 寂しい 絵画のような
明日を望むより 優しい言葉で 水をあげよう いつも心に
if 生まれ変わっても もう一度 終わる愛の中に生きたい
そう 別れを知って人は 微笑みを増すから
千年先の 未来の映像に 僕らの姿は ないけど
失いながら 最期に笑いたい 他には何にも 持たずにいくよ
たった一つで それだけで
if 生まれ変わっても もう一度 限りある命を生きたい
そう 思える日々をきっと 今 生きているから
この道を歩いて行きたい 今 生きているから
Thanks for being in my life


4.孔雀とカナリア

作詞:Fuki
作曲:Mao・Hibiki

眠りの中 墜ちる夢を見た
暗闇から 逃げ惑う夢を

記憶の底 思い出していた
もう二度とは 歌えない歌を

栄光と引き換えに 過ちを犯した
泥の小舟と 知りながら

孔雀の羽根を まとったカナリア
たった一声も許されず
爪を汚し奪った 欲と騙りの幸せは
いつか

運命が頑なに 突きつける因果よ
罪の裁きを 待ちながら

孔雀の羽根を まとったカナリア
けれど望むものには為れず
自我を捨てて手にした 嘘と偽りの玉座に
終焉を


5.人形が見た夢

作詞:Fuki
作曲:Mao・Hibiki

小さな手が すべり落ちた 眠るように 果てて消えた
可哀相な 私だけの 人形 光を欠いた部屋で ガラスの目を宿す少女
紅色に染まる頬は あの子が生きているようで
Je suis triste sans toi (私はあなたなしで悲しいわ)
Je suis heureuse avec toi (私はあなたに満足しているの)
熱いパイが焼けたわ いいこね
Je suis triste sans toi (私はあなたなしで悲しいわ)
Je suis heureuse avec toi (私はあなたに満足しているの)
ご機嫌ななめかしら 《私の愛しい人》
赤いリボン 絹のドレス ママが編んだ 長い髪も
貴女は 好きだったでしょう 膝に乗って 目を合わせて
返事をして 可愛い私の 《娘》 心から愛してるわ
薄い氷の上で 終わりの始まりの遊戯
傾いた砂の城は あの頃のようには戻らない
Je suis triste sans toi (私はあなたなしで悲しいわ)
Je suis heureuse avec toi (私はあなたに満足しているの)
子守歌を歌うわ いいこね
Je suis triste sans toi (私はあなたなしで悲しいわ)
Je suis heureuse avec toi (私はあなたに満足しているの)
どうして笑わないの 《私の愛しい人》
小さな手が すべり落ちた 砂時計の 底を割った
私も 人形だから 膝に乗って 目を合わせて
返事をして 可愛い私の 《娘》
……本当に居たのかしら?


6.Eau Rouge


7.Hydrangea

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

しとやかな雨と 日差しをもらって 恵みの季節の 訪れを知るの
柔らかな土の 香りに混じって 感じている 貴方の弾むような足音を
恋の枝は とても脆くて 一匙の切なさで 枯れてしまうから
何も出来なくなるの さつき雨が降るころ 深く色づきはじめる
内に秘めた心を そっと滲ませて 密やかな想い いつか 伝えたいけど
どこか 昨日の君より 綺麗になったと 無邪気に笑って
温室育ちの 薔薇ではないけど 胸を張るわ 貴方に愛された花だもの
愛しさを吸い上げて 大きくなるの 今年も庭いっぱいに 咲いてみせるわ
さつき雨が降るころ 深く色づきはじめる
内に秘めた心を そっと滲ませて 戯れにいつか 貴方に
藍の色が咲くころ 空は頷き 降らせる 内に秘めた心を そっと隠すように
密やかな想い いつか 伝えたいけど


8.Tales of Promise ~天国に寄せるポエトリー~

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

ねえ いくつ春を覚えた 眠れない夜があった
ああ 低い空は 初めて 出逢った日の冷たさ
こんな 二人はまるで 儚い ロミオとジュリエット?
君が 首をかしげた 僕は 冗談だって抱き寄せた
面影を畳んだ 去り際に届くメロディー いつも思い出すのは
君の笑い顔だけ 約束を果たした 花びらが唄うラプソディー
また冬が来たら ここで会おう 白い桜の下で
会いたいと願う想いが 起こした奇跡があると
語られる側の二人は 知ることはないけれど
いっそ この身体ごと 溶けて ひとつになれたら
君が 教えてくれた 僕を 失う恐さ、幸せを
淡い陽を揺らして ゆく人を送るエレジー
「いつかその時が来たら 二人離れ離れ」と
ぬくもりを残した 雪解けを看取るララバイ
恋の約束を ここで待とう 「きっとまた」を信じて
いくつもの出逢いと 恋人たちのポエトリー
ずっとずっと変わらずに 巡る春夏秋冬
約束はこれだけ 両手いっぱいのアイラブユー
僕ら何度でも ここで会おう 白い桜の下で


9.Infinite Fantasy

作詞:Fuki
作曲:Hibiki・Mao

遠い昔
子供たちに
紡がれた物語


10.Venus

作詞:Fuki
作曲:Hibiki

恋の狙いは 一撃で急降下 出会いは突然
罪な目つきさ 心臓が飛んで行っちゃいそう 運命 なのかも
もがけば もがくほど 深まる 落とし穴 たちまち 吸い込まれる
その瞳が 罠さ お願い微笑んでヴィーナス そっけない態度で
誘ってる風な背中に 衿を正しテイクアクション!転がされちゃってもいいや
こんな気持ち初めて 目が覚めないうちにもう全部 手に入れたい
とろける声は 必殺の破壊力 やっぱり 運命 焦れば 焦るほど
不埒な 駆け引きに すっかり 飲み込まれて 危なすぎる 君は
つれない謎めいたヴィーナス そっぽ向いてないで 白黒は不問でどうだい
勝ち目薄いホットミッション! 踊らされちゃってもいいや
こんな気持ち初めて いま気づいたけどひょっとして僕 遊ばれてる?
お願い微笑んでヴィーナス (玉砕はしたくない)
つれない謎めいたヴィーナス (一体何者です?)
こんな気持ち初めてなんだ 何でかわかんないけど
君が誰だってかまわない 今夜だけのハイテンション!
もう前後不覚さヴィーナス なんかしっぽ生えてない?
とんがった耳も素敵だ 脚も爪も毛並みも 化かされちゃってもいいや
「せめて名前だけでも……」 目が覚めたときにはもう全部
後の祭り あぁ 夢でいいからもう一度 ねぇ神様ー!